IT業界と農業のコラボで誕生したスマート農業
農業は第1次産業で、IT業界は第3次産業に分類されています。しかし近年、IoTエンジニアの活躍によって、IoT技術を幅広い分野や業界へ普及する試みがすすめられています。第1次産業である農業の分野も、IoT技術を導入することで人間ではなく機械が働くスマート農業が整備されています。
スマート農業は、AIやWiFi、IoTやドローンなど最先端のテクノロジーを活用することによって農業の効率化を高めたり、これまでは難しいと考えられていた作業を可能にするというものです。
例えば農業ロボットを使って作業を自動化したり、ドローンで広大な農地の管理をすることも可能になるでしょう。またネットインフラを構築することによって、農作物の販路を拡大したりサプライチェーンの開拓と言ったメリットも期待できます。
このスマート農業には、テクノロジーによる設計デザインやシステム開発が欠かせません。そのシステム開発に携わるのが、IoTエンジニアです。
私たちの生活に農業は欠かすことができないわけですから、今後はスマート農業がさらに普及すると予想されています。つまり、スマート農業に携わるIoTエンジニアのニーズも高まることでしょう。
スマート農業は、農家とエンジニアだけが奮闘しているわけではありません。大企業が農地を購入して大規模に開発を進めているケースは多く、今後はさらにその傾向が高まるのではないでしょうか。
IoTエンジニアも、農業とIoT技術という2つの分野に関して高い専門知識を持つ人材が増えることで、スマート農業も前進すると期待されています。